SEOUL · GETTING AROUND
キョンボックン駅からソウルの森へ、はじめての地下鉄乗り換え
マヤが3号線から2号線へ一度だけ乗り換え、終点ではなく次の駅の名前で方向を選ぶ午後
「ソウルの乗りこなし方」地下鉄乗り換え編です。3号線キョンボックン駅から3つ目のウルチロサムガで2号線に乗り換え、ウルチロサガ方面へ行くと、7つ目がトゥッソム。方向は次の駅の名前で選び、カードは乗るときと降りるときにタッチします。画面で先にソウルを選んだマヤが、画面ではワンカットで過ぎていく乗り換えを、自分の足で歩きます。

行き方
2号線トゥッソム駅8番出口からソウルの森の地図上の代表地点まで計算した、地図アプリの徒歩経路(TMAP)の値です。ソウル市の公園案内は8番出口から徒歩約10分としています(基準点が違います)。
「ソウルの乗りこなし方」の地下鉄乗り換え編です。号の順番でも、公開の順番でも3番目。ルルが来月ソウルに来る友だちのために最初の交通カードを選び、エレナが空港からソウル駅まで、その友だちが乗る最初の列車に乗りました。次は、友だちがソウルではじめて地下鉄を乗り換える番。その一回を、マヤが先に乗ってみます。
マヤは、画面で先にソウルを選んだ人です。ドラマや動画で見た場面をリストに書き出し、その場所へ足で行って、もう一度選び直す。そのリストのなかで、地下鉄の乗り換えはいつもワンカットです。ひとつのホームでドアが閉まると、次の場面の人物はもう別の列車に座っている。そのあいだに何があるのか、画面が見せてくれたことはありません。
友だちの予定表には、午前に景福宮、午後にソウルの森と並んでいます。マヤが路線図から選んだのは、3号線に乗ってウルチロサムガで2号線へ一度だけ乗り換える道。平日の午後、3号線キョンボックン(景福宮)駅へ下りながら、マヤは手帳の一行目に書きます。「2026年10月1日時点。乗り換え一回」。この記事の運賃とルールは、すべてその日に確かめた値です。
キョンボックン駅、カードは入るときに一回
地下鉄は10kmまで基本運賃で、10〜50kmは5kmごとに100ウォン、50kmを超えると8kmごとに100ウォンが加わる。
マヤはチャージ式の交通カードを改札の読み取り部にかざします。短い音が鳴って、扉が開く。画面なら、この音から先に切られてしまうところです。 地図で見る

マヤのリストでは、改札の場面はたいてい駆け込む場面でした。ドアが閉まる直前の列車、バッグの紐を握る手。今日のマヤは走りません。はじめて乗る人に要るのは速さより順番だ、と思うから。友だちも最初はこの道をゆっくり歩くはずです。
地下鉄の運賃は移動距離で決まります。10kmまでは基本運賃、10kmを超えて50kmまでは5kmごとに100ウォン、50kmを超えると8kmごとに100ウォン加算。そして距離を計算するには、乗るときも降りるときもカードをタッチする必要があります。いまタッチしたのは出発点にすぎず、この移動の値段は降りるときに決まる、ということです。
マヤは手帳に、運賃の代わりに順番を書きます。「キョンボックンでタッチ、トゥッソムでタッチ」。そのあいだに何があるかは、ウルチロサムガで見るつもりです。
次がアングクの側
首都圏の地下鉄の基本運賃は、交通カードで1,550ウォン、1回用乗車券(現金)で1,650ウォン(2025年6月28日の始発から)。
ホームへ下りると、線路側は天井まで届くガラスのホームドアで仕切られています。マヤは、どちらの列車に乗るかを先に決めます。ウルチロサムガへ行くなら、次の駅がアングクの側です。 地図で見る

終点の名前を覚える必要はありません。マヤが知っておくべきなのは、次の駅ひとつだけ。キョンボックンからアングク、チョンノサムガを過ぎて、3つ目がウルチロサムガです。
列車を待つあいだに、基本運賃も書き留めておきます。2025年6月28日の始発から、首都圏の地下鉄の基本運賃は交通カードで1,550ウォン、現金で買う1回用乗車券で1,650ウォンです。
列車が入ってきて、ガラスの扉と列車のドアが一緒に開きます。マヤはドア横の握り棒を持って立ちます。ドアの上の画面に、次の駅名が切り替わって映ります。アングク、そしてチョンノサムガ。途中の2駅でドアが開いて閉まるあいだ、マヤはリストの場面を思い出します。その場面に、この3駅はありませんでした。

ウルチロサムガ、画面が飛ばす通路
首都圏の統合乗り換え割引は、1人1枚の交通カードで、降りてから30分以内(21時〜翌7時は60分以内)に別の交通手段に乗れば、最大4回(5回乗車)まで適用される。同じ路線・同じ車両どうしの乗り換えは割引にならない。
ウルチロサムガで降りたマヤは、2号線の乗り換え案内を確認し、その案内に沿って歩きます。 地図で見る

歩きながら、マヤは道の形よりも人を見ています。同じ方向へ歩く人、向こうから来る人、案内の前で少し立ち止まる人。リストの画面では、この人たちはみんな切られて、人物だけが次のホームに立っていました。

案内がまた見えるたびに、マヤは一度ずつ確かめて歩き続けます。画面では、この何度かの確認がまるごと抜けています。はじめて来る友だちにとっては、この何度かの確認こそが乗り換えのほとんどなのかもしれません。
通路を行く人のなかには、大きな荷物を持った旅行者も、イヤホンをして足早に歩く人もいます。マヤは自分の歩く速さを、友だちの速さに合わせてみます。はじめて来た人なら、たぶんこのあたりで一度スマートフォンを取り出すはず。それでも大丈夫、とマヤは手帳の隅に書いておきます。
まぎらわしいルールがひとつあります。首都圏の統合乗り換え割引は、1人1枚の交通カードで、降りてから30分以内(21時〜翌7時は60分以内)に別の交通手段に乗れば、最大4回、つまり5回乗るところまで適用されます。同じ路線・同じ車両どうしの乗り換えは割引になりません。この30分は、ひとつの交通手段を降りてから次に乗るまでのこと。マヤは通路で時計を見ません。
方向は、終点ではなく次の駅で
3号線キョンボックン駅からアングク・チョンノサムガを過ぎて3つ目がウルチロサムガ。ウルチロサムガで2号線に乗り換えてウルチロサガ方面へ行くと、トンデムンヨクサムンファゴンウォン・シンダン・サンワンシムニ・ワンシムニ・ハニャンデを過ぎて7つ目がトゥッソム。
2号線のホームへ向かう前に、マヤははじめて足を止めます。画面のなかの人物なら迷わない場所。ここで選ぶのは方向です。 地図で見る

案内の前で、スマートフォンの地図をのぞき込む人もいれば、顔を上げて案内を読む人もいます。慣れた人たちは立ち止まらずに通り過ぎていく。その流れについて行きたくなりますが、マヤにはその人たちの行き先がわかりません。

2号線本線は48.8kmの環状線で、内線循環は時計回り、外線循環は反時計回りです。この経路では、次の駅が「ウルチロサガ」かどうかを確かめて方向を決めます。ウルチロサガ方面へ進むと、トンデムンヨクサムンファゴンウォン、シンダン、サンワンシムニ、ワンシムニ、ハニャンデを経て、7つ目がトゥッソムです。
マヤは「ウルチロサガ」という名前を見つけて、一度声に出して読みます。手帳にはこう書きます。「終点じゃなくて、次の駅」。そして、その名前が指す側のホームへ向かいます。
7駅、次の駅の名前を数えながら
2026年3月7日の始発から、首都圏の都市鉄道13の運営機関すべてで、先払い・後払い交通カードで降りるときにタッチしないと、次に乗るときに基本運賃(大人1,550ウォン)が追加される。定期券・1回券・優待券は対象外。
2号線のホームにも、天井まで届くガラスの扉が並んでいます。列車が入ってくる。今度はドアの横に立って、駅を数えます。ウルチロサガ、トンデムンヨクサムンファゴンウォン、シンダン、サンワンシムニ、ワンシムニ、ハニャンデ。途中の6駅でドアが開きます。 地図で見る

駅をひとつずつ過ぎるあいだ、マヤは窓に映る自分の顔と、ドアの上の画面を交互に見ます。リストにあった地下鉄の場面は、たいてい一駅も行かないうちに終わっていました。7駅を最後まで乗る場面は、リストにありませんでした。
トゥッソムに着く直前、マヤはドアの上の画面をもう一度見ます。7つ目の駅の名前が出ている。方向を選ぶときに声に出して読んだウルチロサガは、ここまで続く方向の名前でした。マヤは列車を降ります。
出口の改札で、マヤはカードをもう一度かざします。距離を数える終点を記録するためです。2026年3月7日の始発から、首都圏の都市鉄道13の運営機関すべてで、先払い・後払い交通カードで降りるときにタッチしないと、次に乗るときに基本運賃(大人1,550ウォン)が追加されます。定期券・1回券・優待券は対象外です。

読み取り部から短い音。キョンボックン駅で聞いたのと同じ音です。乗るときに一回、降りるときに一回。手帳に書いた順番は、ここで終わります。
マヤは手帳の順番の横に、小さなチェックを二つ書きます。ひとつはキョンボックン駅、ひとつはトゥッソム駅。友だちには、この二つのチェックと、そのあいだの駅名がいくつかあれば十分だとマヤは思います。画面のなかの人物はカードをタッチする場面もなく目的地に着いたけれど、友だちはこの二回を自分でしなければなりません。
8番出口、約10分
ソウルの森までは、水仁・盆唐線ソウルスプ(ソウルの森)駅4番出口から歩いて約2分、2号線トゥッソム(纛島)駅8番出口から約10分。
改札を出たら、出口の番号を選びます。ソウルの森までは、2号線トゥッソム(纛島)駅8番出口から歩いて約10分、水仁・盆唐線ソウルスプ(ソウルの森)駅4番出口から約2分です。 地図で見る
ソウルスプ駅は水仁・盆唐線の駅です。この回は乗り換えを一回と決めたので、友だちの道は2号線トゥッソム駅の8番出口。出口の番号がひとつ違えば、同じ駅でも別の通りに出ます。マヤは手帳に大きく「8」と書いて、丸で囲みます。
8番出口を出ると、昼の通りです。道には平日午後の車が流れ、マヤは出口の前で少しだけ方向を確かめます。リストの場面では、駅を出た瞬間にはもう目的地の前でした。ここでは、歩く道がもうひとつ残っています。

出口前の歩道で、マヤは手帳を一枚めくります。地下鉄の順番はここで終わり、ここからは歩く順番。画面なら次の場面はもう公園の真ん中ですが、マヤはそのあいだの道を歩いてみることにします。
17分と10分、基準点の違う二つの値
2号線トゥッソム駅8番出口からソウルの森(地図上の代表地点)まで、地図経路で1,296m・17分(TMAP徒歩経路の計算値)。
マヤは地図アプリを開きます。地図アプリの徒歩経路では、2号線トゥッソム駅8番出口からソウルの森の地図上の代表地点まで1,296m、17分。さきほどの約10分とは、7分ほどの差があります。 地図で見る
二つの値は基準点が違います。だからマヤはどちらかを選ばず、それぞれの基準点と一緒に書きます。「8番出口から公園まで約10分。8番出口から地図上の代表地点まで1,296m・17分」。
道を歩いていくと、建物のあいだから木のてっぺんが先に見えてきます。やがて広い道が開け、芝生の向こうに背の高い木々が初秋の色をまとって立っている。木々の上には、街の高い建物がそびえています。地下で始まった午後が、こんなに広い空の下で終わる。マヤはそのことを、リストのいちばん下の行に書きます。

マヤはベンチに座って、今日のリストを書き直します。ソウルの森のなかの話は、リナが漢江の号で別に歩きました。今日のマヤの道は、ここ、公園の広い道の端で終わります。

ベンチで、マヤは友だちに送るメッセージを書きます。「キョンボックン駅で3号線に乗るときは、次の駅がアングクの側。3つ目のウルチロサムガで降りてね。ウルチロサムガでは、2号線の乗り換え案内に沿って進んで。2号線は、終点じゃなくて次の駅の名前を見て。ウルチロサガ方面だよ。そこから7つ目がトゥッソム。カードは乗るときに一回、降りるときに一回タッチ。降りるときにタッチしないと、次に乗るとき基本運賃が上乗せされるよ。トゥッソム駅は8番出口。約10分で、地図アプリはソウルの森の地図上の代表地点まで1,296m、17分と計算してる。」。
メッセージの下に一行を足します。運賃は距離で決まります。10kmまでは基本運賃、10kmを超えて50kmまでは5kmごとに100ウォン、50kmを超えると8kmごとに100ウォン、というルールを書いておきます。画面ではワンカットだった乗り換えを、この記事ではホーム、乗り換え通路、方向選びの順にたどりました。カードの選び方は公開済みのルルの交通カード編に、空港からソウル駅までは公開済みのエレナの空港編に。バスの乗り方と、夜に宿へ帰る道は、この号の次の回へ続きます。

自分のはじめての乗り換えに置き換えてみる
3号線キョンボックン駅で次の駅がアングクの側の列車に乗り、3つ目のウルチロサムガで降りて2号線ウルチロサガ方面に乗り換え、7つ目のトゥッソムで降りたあと、8番出口からソウルの森まで歩く編集上の提案です。方向は終点より次の駅の名前で選びます。
順番を示す概念図です · 縮尺・方位・実際の道の形は表していません。
- キョンボックン駅で3号線に乗る — 改札でカードをタッチし、次の駅がアングクの側のホームから乗ります。アングク・チョンノサムガを過ぎて、3つ目がウルチロサムガです。 地図で見る
- ウルチロサムガで2号線へ — 降りたら2号線の乗り換え案内に沿って歩きます。 地図で見る
- ウルチロサガ方面でトゥッソムへ — 方向は次の駅名「ウルチロサガ」で確かめます。ウルチロサガ・トンデムンヨクサムンファゴンウォン・シンダン・サンワンシムニ・ワンシムニ・ハニャンデを過ぎて、7つ目がトゥッソムです。降りるときもカードをタッチします。 地図で見る
- トゥッソム駅8番出口からソウルの森へ — 8番出口から歩いて約10分。TMAPの徒歩経路の計算値は、8番出口からソウルの森の地図上の代表地点まで1,296m・17分です。 地図で見る
利用のきまり
確認 2026.10.01
首都圏の統合乗り換え割引は、1人1枚の交通カードで、降りてから30分以内(21時〜翌7時は60分以内)に別の交通手段に乗れば、最大4回(5回乗車)まで適用される。同じ路線・同じ車両どうしの乗り換えは割引にならない。
確認 2026.10.01
2026年3月7日の始発から、首都圏の都市鉄道13の運営機関すべてで、先払い・後払い交通カードで降りるときにタッチしないと、次に乗るときに基本運賃(大人1,550ウォン)が追加される。定期券・1回券・優待券は対象外。
もっと知る6
確認 2026.10.01
地下鉄は10kmまで基本運賃で、10〜50kmは5kmごとに100ウォン、50kmを超えると8kmごとに100ウォンが加わる。
確認 2026.10.01
首都圏の地下鉄の基本運賃は、交通カードで1,550ウォン、1回用乗車券(現金)で1,650ウォン(2025年6月28日の始発から)。
確認 2026.10.01
3号線キョンボックン駅からアングク・チョンノサムガを過ぎて3つ目がウルチロサムガ。ウルチロサムガで2号線に乗り換えてウルチロサガ方面へ行くと、トンデムンヨクサムンファゴンウォン・シンダン・サンワンシムニ・ワンシムニ・ハニャンデを過ぎて7つ目がトゥッソム。
確認 2026.10.01
地下鉄2号線はソウル都心をぐるりと回る環状線で、環状区間の長さは48.8km。内回り(内線循環)は時計回り、外回り(外線循環)は反時計回りに走る(ソウル市、2017年)。
確認 2026.09.29
ソウルの森までは、水仁・盆唐線ソウルスプ(ソウルの森)駅4番出口から歩いて約2分、2号線トゥッソム(纛島)駅8番出口から約10分。
TMAP確認 2026.10.01
2号線トゥッソム駅8番出口からソウルの森(地図上の代表地点)まで、地図経路で1,296m・17分(TMAP徒歩経路の計算値)。
- 地下鉄の運賃は10kmまで基本運賃、10kmを超えて50kmまでは5kmごとに100ウォン、50kmを超えると8kmごとに100ウォン加算。距離を計算するには、乗るときも降りるときもカードをタッチする必要があります(ソウル市)。
- 2025年6月28日の始発から、首都圏の地下鉄の基本運賃は交通カードで1,550ウォン、現金で買う1回用乗車券で1,650ウォンです。
- 首都圏の統合乗り換え割引は、1人1枚の交通カードで、降りてから30分以内(21時〜翌7時は60分以内)に別の交通手段に乗れば、最大4回(5回乗車)まで適用されます。同じ路線・同じ車両どうしでは割引になりません(ソウル市)。
- 2号線本線は48.8kmの環状線で、内線循環は時計回り、外線循環は反時計回りです。方向は次の駅名(ウルチロサガ)で確かめます。
- 2026年3月7日の始発から、首都圏の都市鉄道13の運営機関すべてで、先払い・後払い交通カードで降りるときにタッチしないと、次に乗るときに基本運賃(大人1,550ウォン)が追加されます。定期券・1回券・優待券は対象外です(ソウル市)。
- ソウル市の公園案内:2号線トゥッソム駅8番出口から徒歩約10分、水仁・盆唐線ソウルスプ駅4番出口から徒歩約2分。TMAPの徒歩経路の計算値(8番出口 → ソウルの森の地図上の代表地点)は1,296m・17分です(基準点が違います)。
- この記事の値は2026年10月1日に確認したものです(ソウル市の公園案内は2026年9月29日、TMAPの徒歩計算値は2026年10月1日)。


