SEOUL · MANGWON
公演までの午後、ヒナとノアが1か月ぶりに再会した望遠漢江公園
望遠駅から川辺へ抜ける道、日よけテントの指定エリアと秋の22時までの利用時間、シート1枚で過ごす午後
先月、大使館の前で「また来月」と約束した二人。ノアは望遠駅から川辺まで歩いた道を手帳に描いてきた。ヒナは夜の公演まで、川辺で午後を過ごすことにした。

行き方
土曜の12時、ヒナは宿を出る前にバッグのファスナーポケットを開け、パスポートと公演チケットの入ったスマートフォンを確かめます。19時には会場に着いていなければなりませんが、それまではまだ時間があります。先月、大使館の前で別れるとき、ノアと交わした約束がありました。来月ソウルに来たらまた会うこと、そして今度はヒナが公演会場への道を案内することです。

待ち合わせ場所を決めたのはノアです。昨夜届いた地図の写真には、望遠漢江公園のあたりに丸が一つ、その横に「나들목」の3文字が書いてありました。ヒナは言葉を調べて、ようやく意味がわかりました。ソウルでは、市街地から河川敷へ抜ける通路をナドゥルモクと呼ぶのだそうです。その通路の前で会おうというノアのメッセージを読み返し、ヒナは昨夜「歩きたい通り」で整理したバスキングエリアの地図をスマートフォンに表示したまま、宿を出ます。
ノアは1時間早く来ていました。カナダから来たノアは、ソウルの道を歩いて絵に残していて、初めての道はたいてい自分の足でたどります。今回も望遠駅から漢江まで歩きながら、手帳に道を描いてきたそうです。先月、安国駅6番出口から大使館までの道を、先に歩いておいてくれたときと同じです。
バスに揺られながら、ヒナは先月のことを思い出します。土曜の夜にパスポートをなくし、翌日、交番で証明書の名前のつづりを一緒に確かめてくれたのがノアでした。それから、ノアは道を描いた手帳のページを、ヒナは公演会場の前にできた長い列をと、それぞれのソウルを写真で送り合ってきました。1か月でメッセージはずいぶん増えましたが、顔を合わせるのは今日が初めてです。少し緊張している自分が、ヒナにはおかしく感じられます。
この記事は、その土曜の午後の物語であり、望遠漢江公園へ初めて行く人のための案内でもあります。望遠駅からの行き方、日よけテントを張れる場所と時間、ごみ・調理・禁煙のルールを順に見ていきます。公園にどんな施設があるかも、二人と一緒に確かめていきましょう。
The Cue
望遠漢江公園は、元暁大橋と城山大橋の間、漢江の北岸の麻浦区側にある公園です。地下鉄6号線 望遠駅1番出口、または2・6号線 合井駅1番出口からマポ09番・マポ16番バスに乗り、「망원한강공원」バス停で下車します。歩くなら望遠駅1番出口から約1.5km、22分ほどです。河川敷には芝生と散歩道が続き、日よけテントを張れるのは城山大橋北端の下とソウル艦公園横の緑地の2か所だけです。2026年9月1日〜11月30日は09:00〜22:00まで日よけテントを使え、レジャーシートは期間や場所を問わずいつでも使えます。園内は調理禁止・禁煙で、ごみは持ち帰る決まりになっており、置いていくと過料10万ウォンです。
- どこ: ソウル市麻浦区マポナルギル467(望遠洞205-4)。元暁大橋と城山大橋の間、漢江の北岸。
- 公共交通: 望遠駅1番出口または合井駅1番出口 → マポ09番・マポ16番バス → 「망원한강공원」下車。徒歩なら望遠駅1番出口から約1.5km・22分。漢江バスの望遠船着き場からも公園へ入れます。
- 日よけテント: 城山大橋北端の下・ソウル艦公園横の緑地の2か所のみ。2026年9月1日〜11月30日は09:00〜22:00、サイズは2m×2m前後(4人用)。許可期間外は日よけテント不可、レジャーシートはいつでも使えます。
- ルール: 調理禁止・禁煙・ペットにはリード・ごみは持ち帰る(違反時は過料10万ウォン)・大声禁止・オートバイ乗り入れ禁止・無承認のドローン飛行禁止。
- 施設: コンビニ・トイレ(直営11か所)・水飲み場・配達受け取りエリア1か所・エレベーター・ナドゥルモク・AED・案内センター。
- 車: 土日・祝日は混雑するため公共交通で。指定場所以外への駐車は過料5万ウォン。進入路は、一山方面へ向かう場合は楊花大橋を300m過ぎて右へ出て、左手500m先の地点(トッキグル)。九里方面へ向かう場合は城山大橋を過ぎて700m先の右手です。
- 案内センター: 02-3780-0601〜4。
望遠駅1番出口から川辺まで、ノアが描いた道
ヒナは望遠駅1番出口を出て、マポ09番バスに乗ります。望遠駅1番出口か合井駅1番出口からマポ09番・マポ16番バスで「망원한강공원」バス停へ向かう、公園へのアクセスとして案内されている定番の行き方です。ヒナは夜の公演に備えて足を休ませておきたくてバスを選びましたが、思ったより早く到着します。降りるとすぐ、手帳を振って立っているノアが見えます。


「1か月ぶりだね。」ヒナが先に声をかけると、ノアが手帳を開いて見せてくれます。望遠駅1番出口から始まる線が街の路地を通って川のほうへ続き、その先にトンネルの形が一つ描いてあります。ノアは1番出口から20分ちょっと歩いてきたそうです。望遠駅1番出口から公園までは約1.5km、歩いて22分ほどです。実際に歩いて向かうなら地図アプリを開き、川へ抜けるナドゥルモクを目指すと安心です。
ノアの絵には、歩きながら目にしたものが小さく書き添えてあります。市場の路地、住宅の間を抜ける細い道、そして江辺北路の下を通る通路です。ヒナは指で線をたどりながら笑い、「先月は安国駅から大使館までで、今度は望遠駅から川までなんだね」と言います。ノアもうなずき、初めての街は一度歩いて描いてみないとわからない、と返します。バスで来たヒナと歩いてきたノア、同じ場所までの二つの行き方が、手帳の1ページに並びます。
歩くかバスに乗るかは、その日の予定で決めれば大丈夫です。望遠駅から歩けば、路地や市場のあたりを通って望遠洞の様子を見られますし、バスなら足を休ませておけます。ヒナのように夜も予定がある日や荷物がある日はバスが楽で、ノアのように街をゆっくり見たい日は歩くのがよさそうです。行きと帰りで変えてもかまいません。行きはバス、帰りは街を眺めながら駅まで歩く、といった具合です。
望遠ナドゥルモクのラビットミュージアムを抜けて川辺へ
二人はノアが描いたトンネルのほうへ歩きます。望遠ナドゥルモクです。街から漢江の河川敷へ出るには江辺北路の下をくぐる通路を通りますが、望遠漢江公園にもそうした通路がいくつかあります。望遠ナドゥルモクは、ソウル市が暗い通路をメディアアート空間「ラビットミュージアム」に変えた最初のナドゥルモクです。

通路の壁が大きなスクリーンになり、絵がゆっくり動いています。ヒナは足を緩め、壁を見上げます。公演会場のロビーにある映像の壁とは、まるで違う感じがします。何かを知らせるためではなく、通りかかった人が少し足を止めるための画面だからです。ノアは昨日一人で来たときもここでしばらく立ち止まったと話し、手帳のトンネルの横に小さな波模様を描き足します。
「夕方にもう一度通ったら、また違って見えそうだね。」ヒナの言葉に、ノアもうなずきます。昼は川へ向かう人が、日が暮れると川から戻る人が、この通路を通ります。だからナドゥルモクを描くときは、いつも矢印で向きも書くのだとノアは言います。入るときと出るときでは見える景色が違い、道に迷うのもたいてい帰りだからです。それを聞いたヒナは、今日通ったナドゥルモクの位置をスマートフォンの地図に保存します。
通路を抜けると、目の前が一気に開けます。広い芝生と散歩道が、川に沿って長く続いています。望遠漢江公園は元暁大橋と城山大橋の間の北岸にあり、河川敷に芝生が広がっているので、遠くまで見渡せます。公園全体では長さ7.4km、面積42万㎡を超える広さです。ヒナは昨夜の「歩きたい通り」の狭い路地を思い出し、「同じ街だなんて信じられない」と言います。
公園は元暁大橋北端の万草川橋から、上岩洞の弘済川橋の手前まで続きます。川沿いを歩くと先が見えないほど長いので、1日で全部歩こうとせず、ナドゥルモクを一つ選んでその近くで過ごすとよさそうです。望遠漢江公園にはナドゥルモクが8か所もあり、ノアは昨日歩きながら、それぞれに番号代わりの小さな印をつけておいたそうです。入ってきたナドゥルモクを覚えておけば、帰りに迷わずに済みます。
ナドゥルモクのすぐ前には、大きな灰色の船が1隻、川辺に浮かんでいます。ソウル艦公園です。退役した軍艦を使ったソウル市初の艦上テーマパークで、城山大橋北端の下流側にあります。ノアは手帳の隅に船首をさっと描きますが、今日は中には入らないことにします。ヒナの公演の時間は決まっていますし、今日二人がしたいのは、川辺に腰を下ろすことだからです。

日よけテントは2か所だけ、秋は22時まで
ノアがバッグからレジャーシートを1枚取り出します。日よけテントを持ってこようかとも思ったけれど、公園のルールを読んでシートに変えたそうです。漢江公園では、好きな場所に日よけテントを張れるわけではありません。望遠漢江公園で許可されているのは、城山大橋北端の下とソウル艦公園横の緑地の2か所だけです。レジャーシートなら期間や場所を問わず、いつでも使えます。

日よけテントを使うなら、期間と時間も確かめておきましょう。2026年の許可期間は3月1日〜11月30日で、サイズは縦横2m前後、4人用程度までです。もともとは季節によって19時か20時まででしたが、9月1日〜11月30日は22時までに延びています。10月末に訪れても、指定エリアなら夜まで日よけテントを使って過ごせます。許可期間外はテントを張れず、使えるのはレジャーシートだけです。
ヒナはルールを聞いてうなずきます。昨夜のバスキングエリアでもそうでしたが、ソウルの公共の場所では、何ができるかだけでなく、どこで、何時までかが細かく決まっているのだと感じます。ノアは手帳に、テントを張れる2か所を小さな三角で記します。城山大橋側の広い芝生と、さっき通ってきたソウル艦公園の横です。二人が座るのはそのエリアの外ですが、シートを広げるだけなので問題ありません。
日よけテントを使うなら、もう一つ覚えておきたいのが片づけの時間です。利用時間は自分で撤去するところまで含むので、終了時刻を過ぎて張ったままにしてはいけません。日よけテントの利用でわからないことは、120茶山コールセンターに問い合わせられます。ノアはそこまで読んでから、シートにしようと決めたそうです。「歩くのが好きだから、荷物は軽いほうがいいんだ。」
ごみは持ち帰る、違反すると過料10万ウォン
シートに座ると、ノアがコンビニの袋から飲み物2本と小さなお菓子を取り出します。園内にコンビニがあり、来る途中に寄ったそうです。袋を見たヒナが、笑いながら「これは持って帰らないとね」と言います。望遠漢江公園ではごみを持ち帰る決まりで、違反すると過料10万ウォンです。ノアはわかっているよと言うように、空の袋をもう1枚取り出して見せます。

公園で守るルールは、ごみのことだけではありません。ノアはシートの上でお菓子の袋をまとめながら、ヒナと一つずつ確かめます。ペットにはリードをつける、たばこを吸わない、調理しない、自転車やインラインスケートはゆっくり走る、オートバイで入らない、大声を出さないことです。日よけテントは指定エリアだけで、承認を受けていないドローンも飛ばせません。二人のすぐそばを犬と散歩する人が通りますが、リードは短く持たれています。
釣りにも制限があります。練り餌や魚粉を使う釣り、釣りざおを4本以上使うこと、針で魚を引っかける釣りは禁止で、釣り禁止区域で釣ると過料が科されます。川で泳ぎたい場合は、先に案内センターで水上レジャー活動の届出書を記入する必要があります。こうした細かなルールまで手帳に書く理由を、ノアは「道を描くなら、そこで何ができないかも知っておきたいから」と説明します。ヒナは、いかにもノアらしいと思います。
ヒナは「大声で叫んだり話したりしない」という一文に、思わず笑ってしまいます。昨夜ノアが送ってきた「明日の川辺もそうだよ。大声を出さずに、みんな長く座ってる」というメッセージの意味が、ようやくわかった気がします。周りにもシートを広げた人はかなりいますが、川風の音が聞こえるほど静かです。
川の上にも、目を向けたくなるものがあります。望遠漢江公園には船上レストランやカフェ、ヨット、アヒルボート、モーターボート、カヤックなどの水上施設があります。二人が座る場所からも、小さな船がゆっくり通っていくのが見えます。ただし、船を川に下ろす望遠スロープは2025年6月〜2028年5月まで使えないので、自分の船を持ち込む予定ならこの期間を覚えておきましょう。ヒナは川の船を眺めながら、次に来たらアヒルボートに乗ってみたいと言います。
望遠漢江公園のトイレ、水飲み場、運動施設
お菓子を食べながら、ノアが手帳の別のページを見せてくれます。昨日、公園をひと回りして書き留めたものです。望遠漢江公園にはコンビニ、トイレ、水飲み場、子どもの遊び場、エレベーター、AED、案内センターがあり、直営トイレは11か所、水飲み場は13か所あります。ヒナが「夜の公演前にトイレに寄っておかなきゃ」と言うと、ノアは手帳の小さな印を指さします。長い公園でも、トイレや水を探して遠くまで行かなくて済むのだと教えてくれます。

シートの向こうを、自転車が次々と通っていきます。公園沿いには7.2kmの自転車道があり、そのうち3.1kmは歩行者と共用なので、歩くときは自転車が近づく音にも気を配りましょう。電動キックボードなどのパーソナルモビリティを使えるのは自転車道だけで、歩道と芝生では乗れません。時速20km以下を守り、ヘルメットも必要です。園内にはサッカー場、バスケットボール場、バレーボール場、チョック場、簡易野球場、テニスコート、ゲートボール場、トレーニング施設もあり、ノアの手帳にはボールを蹴る人の姿も何本かの線で描かれています。
手帳には、名前だけを書いた場所もあります。望遠チョロッキル、望遠亭、麻浦ナルの造形物です。いずれも望遠漢江公園の見どころに挙げられる場所です。ノアは昨日は時間が足りず全部見られなかったので、次に一つずつ絵を埋めていくつもりだと言います。ヒナが名前を声に出して読み、「マポナルって、響きがきれいだね」と言うと、ノアはその横に小さな船を描き添えます。
ページをめくると、ノアの絵には人もたくさんいます。芝生でボールを蹴る子ども、自転車を止めて水を飲む人、シートに寝転んで本を読む人です。顔は描かず、姿勢だけを数本の線で残してあります。ヒナは、絵を見ても公園が混む時間と空いている時間がわかるね、と言います。午前に描いたページでは人がまばらで、午後のページには線がぎっしり並んでいるからです。
おなかがすいたら、配達受け取りエリアも使えます。望遠漢江公園には1か所あり、日よけテントの指定エリアの近くです。出前を頼むときは、ここを受け取り場所に指定しましょう。園内で火を使って調理することは禁止なので、食べ物は調理済みのものを用意するといいでしょう。ヒナとノアは、「コンビニのお菓子で十分だね」と笑います。
公園で何か困ったときのために、案内センターも覚えておきたいところです。行政業務は09:00〜18:00、取り締まりは24時間行われ、電話番号は02-3780-0601〜0604です。ノアは手帳のいちばん後ろに番号を書いていて、先月のヒナの一件から身についた習慣だと話します。「どこへ行っても、聞けるところを一つは書いておくんだ。」ヒナは自分のことがきっかけだと思うと、少し申し訳なくもあり、ありがたくも感じます。
ヒナが描く公演会場への道とバスキングエリアの地図
14時を過ぎると、ヒナがノアの手帳を借ります。今度は自分が描く番です。先月伝えた「次は私が公演会場への道を教えるね」という約束を、ようやく果たせます。望遠漢江公園から地下鉄の駅へ、そこから会場へと線をつないでいきます。ノアほど上手ではありませんが、線のそばには「ここがグッズの列」「ここが入場の列」と、公演を見に行く人ならではの印がついています。

ノアはその絵をしばらく眺めます。自分が描く道には建物や路地、木があるのに、ヒナの道には人の列があるからです。「同じ道なのに、見てるものが違うんだね。」ヒナは、公演会場の前では道より列が大事で、どこから始まってどちらへ曲がるかがわかれば、公演の日に迷わないのだと話します。ノアはページのいちばん上に「ヒナの道」と書き、自分の絵と並べます。
ヒナは昨夜整理したバスキングエリアの地図も見せます。4か所のエリアの番地、アンプがあるエリアとないエリア、そしてエリア3のギターの音です。ノアは地図を眺め、次は「歩きたい通り」をエリア番号の順に歩いてみると言います。互いに教えられる道が、一つずつできました。先月はノアがヒナを助けましたが、今月は二人がそれぞれ道を教え合っています。
二人はしばらく、黙って川を眺めます。話が途切れても気まずくないことが、ヒナには今日いちばんうれしく感じられます。先月は不慣れな交番と大使館の窓口の間で慌ただしく言葉を交わしましたが、今日は急ぐことが何もありません。ノアは対岸の輪郭を手帳に描き、ヒナは夜の公演のセットリストを頭の中で歌ってみます。それぞれ好きなことをしながら、同じ場所に座って過ごす午後です。
週末の移動は公共交通で、帰りの時間と次の約束
15時30分ごろ、ヒナが時計を見ます。会場へ行く前に宿へ寄って、応援グッズを持ってこなければなりません。二人はシートを畳み、空のボトルとお菓子の袋をノアの袋にまとめ、座っていた場所には何も残しません。ノアは一度そこを振り返り、手帳の今日のページに小さな四角を描きます。二人でシートを広げていた場所です。
夜に別の予定があるなら、公園を出る時刻を先に決めておくと動きやすくなります。ヒナは公演の入場時刻から逆算し、宿に寄る時間と移動時間を引いて、公園を出る時刻を決めていました。帰りも、行きに降りた「망원한강공원」バス停からバスに乗ればよいので、降りた場所を覚えておくと便利です。ノアはその計算が、自分の道の描き方に似ていると笑います。着く場所を先に決め、そこから逆向きに線を引くからです。

帰り道、ヒナは週末の混雑についての案内を思い出します。土日・祝日は公園の大きな催しなどで人が集まり、道路も混むので、公共交通で向かうのがよさそうです。指定場所以外に車を止めると過料5万ウォンで、実際、午後になるとナドゥルモクから入ってくる人も最初よりずっと増えています。ヒナは帰りもバスに決め、ノアは漢江バスの望遠船着き場を指さして、次は船で来てみたいと言います。望遠船着き場で降りても、そのまま公園へ入れるからです。
バス停の前で、ノアが明日の予定を話します。川沿いを合井のほうへ歩き、合井駅近くの切頭山を描いてみるつもりだそうです。ヒナは明日の夜の飛行機なので、一緒には行けません。代わりに「その絵も送ってね」と言って、今日二人が座っていた場所の写真を1枚送ります。シートを片づけたあとの、何もない芝生の写真です。

公演会場へ向かう地下鉄の中で、ヒナのもとにノアから写真が1枚届きます。手帳の今日のページです。望遠駅から始まるノアの線、ナドゥルモクの波模様、ソウル艦公園の船首、二人が座った小さな四角、その横に並んだ「ヒナの道」が写っています。ヒナはその写真を、先月の「帰り道」と昨夜の「公演前日」のメモの間に貼ります。1か月でソウルのメモが三つになり、どれにも同じ人が登場しています。
その夜、会場でヒナは思いきりペンライトを振ります。川辺の静かな午後とは正反対の時間ですが、ヒナにはどちらもソウルです。公演が終わり、宿へ戻る途中でノアに短いメッセージを送ります。「会場まで、絵のとおりに行けたよ。列も絵のとおりに曲がってた。」ノアから返ってきたのは明日歩く合井側の川沿いの地図の写真で、次の丸も、やはりノアが描いた場所についています。
Common Mistakes — よくある失敗
好きな場所に日よけテントを張る
望遠漢江公園で許可されているのは、城山大橋北端の下とソウル艦公園横の緑地の2か所だけです。それ以外の場所ではレジャーシートを使いましょう。
秋だからと日よけテントを早く片づける
2026年9月1日〜11月30日は22時まで使えます。一方、12月からは日よけテントを張れません。
ごみを園内のごみ箱のそばに置いて帰る
ごみは持ち帰る決まりで、違反すると過料10万ウォンです。空の袋を1枚持っていきましょう。
携帯用コンロで肉を焼く
園内は調理禁止です。食べ物は調理済みのものを用意しましょう。
週末に車で行く
土日・祝日は混雑するため公共交通で。指定場所以外への駐車は過料5万ウォンです。
芝生で電動キックボードに乗る
パーソナルモビリティを使えるのは自転車道のみです。時速20km以下を守り、ヘルメットを着用しましょう。
FAQ — よくある質問
望遠漢江公園へはどう行きますか?
望遠駅1番出口か合井駅1番出口からマポ09番・マポ16番バスに乗り、「망원한강공원」バス停で降ります。徒歩なら望遠駅1番出口から約1.5km、22分ほどです。
日よけテントはどこに張れますか?
城山大橋北端の下とソウル艦公園横の緑地の2か所です。サイズは2m×2m前後(4人用)までです。
日よけテントは何時まで使えますか?
2026年9月1日〜11月30日は09:00〜22:00です。許可期間外は日よけテントを張れませんが、レジャーシートはいつでも使えます。
出前を頼めますか?
園内に配達受け取りエリアが1か所あり、日よけテントの指定エリアの近くです。園内で火を使って調理することは禁止されています。
トイレはありますか?
直営トイレが11か所あります。水飲み場とコンビニもあります。
ペットと一緒に行けますか?
リードをつければ大丈夫です。禁煙と、大声で騒がないことも利用ルールに含まれます。
案内センターの電話番号は?
02-3780-0601〜4です。
Recap — 出発前の30秒
- 望遠駅・合井駅1番出口 → マポ09番・マポ16番 → 「망원한강공원」。徒歩なら約1.5km・22分。
- ナドゥルモクを抜けると芝生と川。通路の前にはソウル艦公園。
- 日よけテントは城山大橋北端の下・ソウル艦公園横の緑地の2か所。秋(9〜11月)は22時まで。レジャーシートはいつでも使えます。
- 調理禁止・禁煙・ペットにはリード。ごみは持ち帰る(過料10万ウォン)。空の袋を忘れずに。
- 週末は公共交通で。トイレ11か所・コンビニ・配達受け取りエリアあり。
参考資料
- ソウル市未来漢江本部 — 望遠の紹介公園の位置・住所・全長7.4kmと芝生・散策路 · ソウル艦公園などの名所 · 運動・水上レジャー施設と自転車道 · 炊事禁止・禁煙・ペットのリード・ごみの持ち帰りと過料10万ウォン · 釣りの制限 · 望遠スロープの利用不可期間 · 案内センターの連絡先確認 2026-10-22
- ソウル市未来漢江本部 — 望遠へのアクセス望遠駅・合井駅1番出口からマポ09・マポ16番バスで「望遠漢江公園」下車 · 漢江バス望遠船着場からの接続 · 車の進入路 · 週末・祝日の公共交通利用推奨 · 指定場所以外の駐車に過料5万ウォン · 案内センターの業務時間確認 2026-10-22
- ソウル市未来漢江本部 — 望遠の施設・公園利用FAQ直営トイレ11か所・水飲み場13か所・ナドゥルモク8か所・配達受取エリア1か所と便利な施設 · 無承認のドローン飛行禁止 · 遊泳前の水上レジャー活動申告書 · 個人型移動装置は自転車道を利用・時速20km・ヘルメット着用確認 2026-10-22
- ソウル市未来漢江本部 — 2026年漢江公園の日よけテント設置許可区域案内城山大橋北端の下とソウル艦公園横の緑地の2か所 · 許可期間は2026年3月1日〜11月30日 · 9月1日〜11月30日は09:00〜22:00に延長 · 約2m×2m・4人用 · 時間内の自主撤去 · シートは通年利用可 · 問い合わせは120確認 2026-10-22
- ソウル市メディアハブ — 漢江の夜を長く、日よけテントと配達受取エリアの拡大2026年秋の日よけテント利用を22時まで延長 · 望遠の配達受取エリア1か所 · 日よけテント許可区域の近くに配置確認 2026-10-22
- ソウル市メディアハブ — 望遠ナドゥルモクがメディアアート「ラビットミュージアム」に望遠ナドゥルモクに造られたラビットミュージアム1号の整備背景と壁面映像確認 2026-10-22
AIキャラクターと一緒に歩くソウルの物語です。スポット情報は公開資料で確認し、写真はAIで制作した演出画像です。 AI活用について


